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お金を借りる意味

住宅ローンに自動車ローン、カードローン等々お金を借りる目的は様々ですが、借りたお金は返さなければならないのは当然です。さらに利息も払います。それでは、なぜ人はお金を借りて利息を払うのでしょう。

これは、利息で時間を買っている、と考えられないでしょうか。借りたお金を返すだけのお金が将来は手に入ります。しかし、そこまでは待てないから、利息を払う代わりに今お金を手に入れる、というわけです。たとえば、今ここで格安パックの旅行代金5万円を支払えれば相当トクした気分になれるのだが、残念なことに持ち合わせがない、という場合どうでしょう。キャッシングで翌月払いにすると、金利が20%のローンでも5万834円支払えばよい、つまり834円の利息により格安パックの旅行を手に入れることができるわけです。この834円を「たった1ヶ月で834円は高い。」という意見もあるでしょうし、「銀行振り込みで他行への振込手数料が525円という場合もあるのだから、満足度からして十分ペイできる。」という考え方もあるでしょう。

現在の銀行の普通預金の金利が0.002%程度ですから、20%といえばその1万倍です。預けた場合の1万倍の金利、このように考えると、20%は高金利だから借りるべきではないかもしれません。しかし、それ以上の満足度を得られるのでしたら、ゆとりを持って返せる範囲であるならば、そして止めて後悔するのならば、借りるべきでしょう。さきほどの例にあてはめると、5万834円支払って満足できる旅行か、という点がポイントです。

このように、借りる際には総支払額を考え、それで満足できれば借りる、という習慣をつけるとよいでしょう。また、商品でも発売前に低料金で予約できる場合などは、金利分を上乗せしても借りて予約したほうがトクなケースも考えられます。

さらに借りる場合も、高金利ならば返済期間はできる限り短くする必要があります。20%の金利で5万円を借りた場合、翌月払いならば利息が834円ですが、3回払いなら1,676円、6回払いなら2,957円、12回払いなら5,581円となります。なお、12回、1年払いで利息が5万円の20%である1万円とならないのは、毎月の返済で借りたお金(元本)が減っているからです。

元本が減らない前提で返済するアドオン返済は非常に高金利であることが一般的ですので要注意です。将来手に入れることができるお金を今手に入れるための代金、それが利息です。